指導理念・教育理念
初めての水泳との出会いを大切にし、水中での感覚を楽しみながら正しい技術を身に付けるとともに心身共に健康な身体づくりを目指します。また、水の特性を理解し、安全に、そして思い通りに水の中で身体を動かせるよう指導します。
水泳の効果
水泳はバランスのよい全身運動で、水の浮力を利用し、身体の諸機能の発達を助長し(骨に対する体重作用、血液や肺循環機能など)健康維持促進を図ります。リラックス効果もあり、一生涯のレクリエーションとしても楽しめます。一方で毎年起こる水難事故の予防・防止に役立つという側面もあります。水に親しみ理解することにより上達し、その結果、自信がつくことで、精神的な発達も促すことができます。
カリキュラム
- 日常生活で欠かせない水。水とどのように関わり、過ごしていくのか方法を学びます。
- 年少クラス・年中クラス・年長クラスそれぞれの年代に応じて指導いたします。
- 水の特性、特徴、効果(健康維持増進、癒し効果など)水特有の感覚を楽しんで学びます。
- プールでのルールや過ごし方を学び、安全に楽しく遊ぶことができるよう指導します。
- 最初は両腕にアームヘルパーを付け、段階に応じてアームヘルパーを外していきます。
- プールに安全に入る方法を学びます。
- まずは洗顔、洗髪、シャワーなど、お風呂に上手に入れることを目標に練習していきます。
- 水しぶきに慣れ、水の粘性、抵抗感、水流や水感を、遊びながら学んでいきます。
- 水へ興味を持ち、潜る、浮かぶ、バタ足で進むなど、段階に応じて水慣れを行います。
- 自ら水を楽しみ、水慣れ⇒水遊び⇒水泳へと移行していきます。
指導内容
- 【水泳場での過ごし方】プール場内での安全な過ごし方を学ぶ。
- 【水泳場に慣れる】お風呂とは違う大きな水槽にまずは場慣れする。
- 【水温や水圧に慣れる】肩まで浸かってみる。水に触れ触り動かしてみる。
- 【水の刺激にまずは慣れる】目・鼻・口・耳・皮膚の五感に水が触れることに慣れる。
ごっこ遊びを取り入れながら、水に対する恐怖心を抱かせないよう楽しい指導を取り入る。 - 【水圧や浮力で遊ぶ】水中に潜ることで、知ることのできる世界を楽しむ。
水中での音や、目を開けることによって見える感覚を楽しみながら習得を目指す。 - 【水流を楽しむ】ビート板やバタ足を使い、水流を楽しみながら、泳法を学ぶ。